『Would You Like One?』とらいおんくん声優の魅力を深掘り！

『Would You Like One?』とらいおんくんの関わり

話題の映画の主題歌

映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の主題歌「Would You Like One?」は、Travis Japanが歌う、明るくキャッチーなダンスチューンです。
この楽曲は、作品の世界観を彩るだけでなく、仲間と和気あいあいと前向きに進んでいくキャラクター達の関係性も見えてきます。中でも、物語の中心にいるキャラクター・らいおんくんとは特に深い関わりがあります。

らいおんくんのキャラクターは？

らいおんくんは、たべっ子どうぶつたちの頼れるリーダーであり、映画の中では「人を笑顔にすること」が大好きな存在として描かれています。
そしてその声を務めたのが、Travis Japanの松田元太さんです。単純に声の演技をするだけでなく、らいおんくんとしての感情や成長を丁寧に表現する演技も高く評価されています。

と語っており、彼の成長や仲間との絆を大切に演じています。

監督：竹清仁さんは松田さんについて

「Would You Like One?」の歌詞には、「いただきます！美味しいところ」や「召し上がれ」など食に関わるフレーズや「悩めることも」「不可能→可能にしちゃわない？」といったフレーズがあり、困難に立ち向かいながらも前向きに進む姿勢が表現されています。これらの歌詞は、たべっこどうぶつのキャラクター達と重なり、物語のテーマとリンクしています。

その笑顔で (笑顔で) 矛盾さえ (矛盾さえ)
きっと変わる whole world　

WOULD YOU LIKE ONE?　ERIXON CHRISTOFER JONAS ROBIN　Ｔｒａｖｉｓ　Ｊａｐａｎ　より

たべっこどうぶつ達は激しいバトルは出来ません。
もふもふとした感触と愛らしい表情で城の衛兵を癒やして戦意喪失させたり、暴走してしまったゴッチャンやマッカロン教授を包み込むように癒やしてあげたり、可愛いオカシーズならではの役割で世界を変えようとしている所も歌詞との親和性が高いです。
敵対する人間や矛盾した世界観（戦いとお菓子のやさしさ）が、たべっ子たちの“存在”や“笑顔”で変わっていく——という、作品のテーマにも深く関わっています。

さらに、映画の公式SNSでは、らいおんくんと松田元太さんがWould You Like One?の曲に合わせてシンクロするダンスが「ガオーっとするライオンダンス」「おしりをフリフリしながらしっぽをゆらすようなダンス」のように紹介されており、キャラクターと声優の一体感が感じられます。

このように、「Would You Like One?」は、らいおんくんのキャラクター性や物語のテーマと深く結びついており、映画を観た後に改めて楽曲を聴くことで、作品への理解がさらに深まるでしょう。

Would You Like One? のMVの舞台は？

ミュージックビデオではラーメンの上でダンス？

「Would You Like One?」のミュージックビデオ（MV）は、たべっこどうぶつバージョンとはまたひと味違う、ユニークな映像作品にになっています。
舞台となるのは、レトロな雰囲気漂うラーメン店「虎美寿（トラビス）ラーメン」。ここで描かれるのは、店を再建しようと奮闘する熱血でコミカルなストーリーです。
さらに映像の演出にもこだわりがあり、80年代の映画を彷彿とさせる4:3のアスペクト比で構成されています。
撮影は都内のスタジオだけでなく、神奈川県横浜市にある老舗中華店「大龍飯店」でも行われ、本格的なロケーションがMVのリアリティを高めています。

また、MV中の間奏シーンでは、ナルトにたべっこどうぶつたちが印刷されていたり、リポーターのマイクにもらいおんくんの姿が登場したりと、遊び心あふれる演出が随所に散りばめられています。

また、楽曲の振付師であるかばおさんとShungoさんが繁盛した虎美寿（トラビス）ラーメンに難癖をつける不良役で出演しており、かばおさんがリーダーの宮近さんに蹴りかかった所をラーメンの衝撃波で飛ばされ、曲の大サビではなぜか不良達も一緒にダンスをするという、ユニークな流れになっています。

MVの最後には「実は…虎美寿（トラビス）ラーメンの秘密とは？」との字幕が出てフィニッシュとなりますが、その後の映像がトラジャのメンバーが「君も would you like one?」のフレーズ（直訳すると、おひとついかが？）とともに愛情を注いでいるようなシーンとなっており「虎美寿（トラビス）ラーメンの秘密は愛情、おいしくなあれ！」というようなニュアンスも感じ取れます。

MVの舞台である神奈川県横浜市の「大龍飯店」は、1972年創業で、元々有名人のサインが沢山有るような繁盛店です。
価格帯もリーズナブルで、例を挙げると餃子550円、　味噌ラーメン850円　となっています。
（MV中では時代考証なのか塩ラーメン680円、餃子は450円の表記が見えます。）
聖地巡礼した人にも親切なお店とのこと、機会があれば是非行ってみてはいかがでしょうか。

Travis Japanとは？松田元太さん所属の実力派7人組

結成から留学を経ての成長

Travis Japan（通称：トラジャ）は、株式会社STARTO ENTERTAINMENT（スタートエンターテイメント、 • 役員にはCMO：井ノ原快彦（20th Century さんがいます。）に所属する7人組の男性アイドルグループです。
Travis Japanのリーダーは宮近海斗さんです。
2022年にアメリカの大手レーベル「Capitol Records」とも契約し、全世界メジャーデビューを果たしました 。

グループ名は、マイケル・ジャクソンやレディー・ガガの振付師として知られるトラヴィス・ペイン氏に由来しています 。彼の指導のもと、ダンスに優れたメンバーが選抜され、2012年に結成されました。松倉海斗さんと松田元太さんは2017年に加入し、それからは現在の7人で活動しています。

彼らの特徴は、何と言っても高いダンススキルです。結成当初から舞台やステージを中心に活動し、ミュージカル『PLAYZONE』への出演や、嵐やKis-My-Ft2などのバックダンサーを務めてきました。2019年からは初の単独主演舞台『虎者－NINJAPAN－』がスタートし、2021年には初の全国ツアーも行いました。

また、ジャニーズ（現：STARTO）所属グループとしては異例の試みとして、2022年3月からはアメリカ・ロサンゼルスへの留学を決行。この留学は、自ら事務所と交渉して実現したもので、メンバー全員での共同生活を送りながら、語学、ダンス、ボーカルを徹底的に学びました。
松田さんは後に

とのような内容の話をされています。

それでも、彼らは「絶対に成功する」という強い意志のもとで、帰国後すぐにダンス大会「TEAM DIVISION」に出場。全米4位、世界大会9位という快挙を成し遂げました。

さらに、アメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』にも出演し、セミファイナルまで進出。そして2022年10月28日には、ジャニーズ初の全世界メジャーデビューを達成し、デビュー曲『JUST DANCE!』を世界同時リリースしました。

このように、Travis Japanは長年の努力と挑戦を経て、国内外で注目される存在へと成長してきました。

松田元太さんは他にもライオン役をしていた

Travis Japanの松田元太さんは、ディズニー映画『ライオン・キング：ムファサ』で声優に初挑戦し、若き日のスカーであるタカ役を務めました。

『ライオン・キング：ムファサ』は、2024年12月20日に公開されたディズニー映画で、1994年、2019年の映画『ライオン・キング』の前日譚です。
『ライオン・キング』にて息子シンバの命を命がけで守ったムファサ王と、彼の命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日が描かれています。

松田元太さんが演じるのは、若き日のスカーにあたるキャラクター“タカ”。
タカは、孤児として生きていたムファサを群れに迎え入れ、血のつながりを超えた兄弟の絆を築く重要な役柄です。
さらに、ムファサ役は歌舞伎俳優の尾上右近さんが担当しており、劇中では松田さんとデュエット楽曲「ブラザー / 君みたいな兄弟」も披露されています。

これからの活動とまとめ

Travis Japanは、ディズニー映画『リロ＆スティッチ』の日本語吹き替え版エンドソングとして、エルヴィス・プレスリーの名曲「バーニング・ラヴ」の日本語版を担当することが発表されました。
この楽曲は、アニメーション版のエンディングでも使用されており、実写版でもその魅力を引き継いでいます。
また、メンバーの中村海人さんは、同作品でデイヴィッド役の声優にも挑戦しています。
さらに、メンバーの川島如恵留さんは2024年12月から体調不良で活動を休止していましたが、2025年6月から活動を再開する予定です。

Travis Japanのメンバーは、音楽活動だけでなく、ドラマやバラエティ番組など多方面で活躍しています。今後も彼らの多彩な才能に注目が集まることでしょう。

---

このように、Travis Japanは音楽活動にとどまらず、声優や俳優業など多岐にわたる分野で活躍の場を広げています。今後の彼らのさらなる飛躍が期待されます。