本記事では、ゼスプリ日本版CMソングの歴代まとめ(2019年〜2025年)と共に、シンガポール・台湾・韓国・アメリカ・オーストラリアなどの海外版CMの特徴や反応まで一気に紹介します。
日本とはひと味違う?海外版ゼスプリCMの音楽とキャラ演出を比較
アジア圏:甘さをユーモアで伝える「Sweeter Than You Think」
- ギャング映画風の始まりから、突然ダンスが始まるミュージカル仕立てのCMが話題。
- 「想像以上に甘い=Sweeter Than You Think」というメッセージを、ギャップのあるコミカルな映像とオリジナル楽曲で楽しく表現しています。
台湾版:15秒で伝えるホームドラマ仕立て
- 台湾では、シンプルでストレートなメッセージが好まれます。
- 「栄養バランスを取らないと身体が“引きずり下ろされる”」という警告を、わずか15秒でホームドラマ風に表現。
韓国版CM:신나리셔스(シンナリシャス)からハウスpartyまで
- 最新の韓国CMは、キウイブラザーズが家でパーティーを開く楽しい演出。
- ビタミンやミネラルを擬人化した「栄養素キャラクター」も登場し、視覚的にヘルシーさを訴求。
- キャッチーな造語「신나리셔스(シンナリシャス)」が登場。 → 「신나다(シンナダ=ワクワクする、楽しい)」+「delicious(美味しい)」を組み合わせた言葉。
英語圏:シンプルなUK版と映画調のUSA
- 2024年にUKで公開された「Taste the Obsession」キャンペーンではシンプルな商品説明のショート動画がメインとなっています。
- USAの最新版はキウイブラザーズが様々なミッションに挑む映画調のストーリー仕立て。
- ユーモア強め。
オーストラリア版:ジングル型ソングで親しみやすさ全開
- オーストラリアでは、「Crazy Tasty」というキャッチフレーズが繰り返される、軽快なジングル型ソングが特徴です。
- 歌詞の一例:「Crazy tasty, we’re the sweet-as snack for you」
→ SunGoldキウイの甘さと手軽さを陽気にアピール。 - 耳に残るメロディーで親しみやすさを全開にした戦略。
ゼスプリCMソング年表(2019~2025年)
曲名、歌い手、作曲者、視聴者の反応をまとめました。CM動画は以下の公式リンクから見る事が出来ます。
公式サイト ゼスプリ キウイフルーツ – 大地の恵みをギュッとひとつに より
2019年: 恋のマイアヒ~ ゼスプリキウイでアゲリシャス~
- 作曲:Dan Mihai Bălan
- 歌い手:キウイブラザーズ
2020年:好きなことを楽しみながらfeat. 岩崎愛(Iwasaki Ai)
- 作曲:飛内将大(Tobinai Masahiro)
- 歌い手:岩崎愛(Iwasaki Ai)、キウイブラザーズ
2021 ヘルシーは楽しもうfeat. 川崎鷹也(Kawasaki Takaya)
- 作曲:深谷天佑(Fukaya Tenyu)
- 歌い手:川崎鷹也(Kawasaki Takaya)、キウイブラザーズ
2022年:ヘルシーなのにアゲリシャス
- 作曲:飛内将大
- 歌い手:【爆弾ジョニー】 りょーめー
2023年:小さなキウイ、大きなチカラ
- 作曲:飛内将大
- 歌い手:キウイブラザーズ、TikTokで人気のシンガー・るーかさんとおかのやともかさんがコーラスで参加しています。
2024年:できることからはじめようfeat.高田漣(Takada Ren)
- 作曲:大濱健悟(Oohama Kengo)
- 歌い手:高田漣(Takada Ren)
2025年:ラクに栄養アゲリシャス
- 作曲:大濱健悟(Oohama Kengo)
- 歌い手:大濱健悟(Oohama Kengo)
【ゼスプリCMの魅力を支えるスタジオ】ドワーフスタジオとは?

ゼスプリのキウイブラザーズが登場するCMの、温かみある映像表現。その裏側を担っているのが、東京に拠点を置くアニメーション制作会社「ドワーフスタジオ(dwarf)」です。
ドワーフは、ストップモーション(コマ撮り)アニメーションの第一人者として知られ、NHKの人気キャラクター『どーもくん』や、オリジナル作品『こまねこ』などで注目を集めました。さらに、Netflix作品『リラックマとカオルさん』や『ポケモンコンシェルジュ』など、国内外で高い評価を得ている実力派スタジオです。
- 設立:2003年9月、合田経郎(ごうだつねお)氏により個人事業としてスタート
- 20周年:2023年には設立20周年を迎え、東京ドームシティで記念イベント「ドワーフ20周年展」も開催
- 代表作:どーもくん/こまねこ/リラックマとカオルさん/BEASTARS/ポケモンコンシェルジュ
【ゼスプリCMとの関わり】手づくりの温もりが伝わるストップモーション技術
ゼスプリのCMでは、ドワーフスタジオがキャラクターデザインから撮影、演出までを一貫して担当。リアルなキウイブラザーズの人形を用い、セットや小道具もすべて手作業で作られています。
コマ撮りアニメでは、1秒あたり約24枚の静止画を使用して滑らかな動きを表現します。ゼスプリCMでも、一コマ一コマ丁寧に撮影された映像が、手作り感と親しみやすさを生み出しています。キウイブラザーズたちが歌い踊る姿は、まさにドワーフの技術力とセンスの結晶といえるでしょう。
また、ドワーフは日本国内CMだけでなく、海外版ゼスプリCMの映像制作にも深く関与しており、各国に合わせたテイストのアレンジやキャラクター設計も担っています。
まとめ:ゼスプリCMの魅力は「音楽と文化のローカライズ力」
ゼスプリのCMは、ただのフルーツ広告を超えて、毎年その音楽とメッセージが話題になる存在です。
この記事で紹介したように、**ゼスプリCMソングの歴代まとめ(2019年~2025年)**を見ると、その年ごとにテーマや表現が巧みに変化してきたことがよくわかります。
日本版CMは、可愛らしいキウイブラザーズのキャラクターと、耳に残る歌詞・メロディーが特徴。
一方、シンガポールや韓国、アメリカなどの海外CMは、それぞれの国の文化や笑いのツボに合わせた楽曲やストーリーで作られています。
どの国のゼスプリCMも共通して大切にしているのは、「健康的に楽しく生きよう」という前向きなメッセージ。
それを押し付けがましくなく、音楽やユーモアで自然に伝えることに成功しています。
まさにゼスプリのCMは、音楽とストーリーの力を最大限に活かした「文化のローカライズの成功例」と言えるでしょう。
これからの新作CMや新しいゼスプリCMソングがどう進化していくのか、歴代CMを振り返りながら楽しみに待ちたいですね。
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